デリバティブとは?リーマンショックで有名なった金融派生商品

デリバティブとは通貨や債権、株式、金などと連動して価格が変動する商品を対象にした取引。

将来行われる売買を特定価格で事前に取引する先物取引、定められた期間内に特定価格で金融商品の売買を行う権利を取引するオプション取引などがあります。

金融商品のリスクを低下させたり、リスクを覚悟して高い収益性を追及する手法として考案されました。

日本で一般的にデリバティブというと日経平均先物やオプションを指すことが多いです。

デリバティブの本来の目的はリスクヘッジです。先物取引の本来の目的は米のように豊作になるか凶作になるかわからない商品でも先に値段をつけて、コメの多寡にかかわらず値段を安定させようというものです。

消費者も値段の高騰に悩まされる心配もありませんし、コメ農家も決まった量を決まった額で買い取ってくれるので安心してコメを作ることができます。

しかしデリバティブを危険なものと印象付けさせたのが、ウォール街のIB(投資銀行)で生み出されたデリバティブの中のデリバティブのCDO(債務担保証券)です。

リーマンショックでよく知られているのが、RMBS。すなわち住宅ローン担保証券ですが、CDOはRMBSやモーゲージ担保証券、社債、クレジットカード債権などの金融資産を包括したものになります。

様々な債券を組み合わせたこのCDOの中にリーマンショックの引き金として問題となったサブプライムローン債権も組み込まれていました。

リスクの高い債券も安定した債券もごちゃまぜになったCDOのせいでサブプライム問題が発生したあともその全貌をだれも把握できないという状況になりました。

デリバティブと一口で言っても幅広い商品がありますので、取引に興味を持っている方はリスクとリターンがしっかり計算できる金融商品なのかを見極められるものにしましょう。